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ホームセンター業界も従業員に「特別慰労金」続く、新型コロナ対応へのねぎらい込め

消費者イメージ
百貨店などが休業する一方で、郊外型のホームセンターを中心に「巣ごもり消費」による需要が増加。混雑する店舗もあり、従業員は人の密集によって感染リスクにさらされる懸念がある。

 小売業や外食産業が新型コロナウイルス感染防止に配慮しながら業務に従事している従業員をねぎらう意味を込めて、「特別慰労金」を支給するところが続いている。ホームセンター業界でも、コメリが5月2日にパート・アルバイト従業員約1万5000人に対し、特別慰労金の支給を発表した。金額は勤務実績に応じて決定し、支給時期は7月を予定している。

 他ホームセンターでは、ジョイフル本田は5月1日、全従業員約5500人(約2300人のパート含む)に1人当たり3万円の「特別報奨金」を支給すると発表。学生アルバイト(約170人)は自宅待機としており、休業手当を支給しているため対象外とした。

 ハンズマンは、役員、本社勤務者、休職者等を除く全従業員(パート・アルバイトを含む)に対し、5月1 日一人最大 6 万円を支給している。

 カンセキは、5月の給与支給日に、正社員および契約社員1万円、パート社員・アルバイト5千円、学生アルバイト3千円を支給。

 アークランドサカモトも、5月の給与支給日に合わせて、慰労金を支給する。