ローソンが全国の学童保育施設への昼食支援として行うおにぎりの無償配布に、2日間で32万8340個(児童16万4170人分)の申し込みがあった。計画していた3万個の約11倍の規模となるが、同社では全ての要望に応える方針。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府からの要請を受け、3月2日から休校する小学校が増えることを見込んで、ローソンは学童保育施設へのおにぎり無償配布を決めた。3日に無償配布の受け付けを始めたところ、4日までに47都道府県の2586施設から申し込みがあった。
無償配布は10日、17日、24日の3回を予定しており、10日には1824施設に14万6586個を届ける。配達はローソン本社の社員や加盟店指導員などがレンタカーや社有車で手分けして行う。
無償配布は届け日の前週水曜日まで受け付けており、今後も申し込みが増える可能性がある。ローソンではおにぎりの増産体制の整備や配達要員の確保を急ぐが、製造・配達能力を超える申し込みがあった場合は、断る可能性もあるという。