[北京 28日 ロイター] – 中国国家統計局が発表した2019年の1人当たり実質可処分所得の伸び率は5.8%と、18年の6.5%、17年の7.3%から低下した。景気減速を背景に、消費の伸びも鈍化した。
19年の中国経済は、米中貿易摩擦の影響で1990年以来の低成長となった。
19年の可処分所得の伸びは、都市部の家計では18年の5.6%から5.0%に鈍化した。
19年の1人当たり実質消費の伸びは5.5%。18年は6.2%だった。
1人当たり国内総生産(GDP)は5.7%増の7万0892元(1万0108.94ドル)。18年は6.1%増だった。