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当企画限定の㈱ダイヤモンド・リテイルメディア発行「DARI-Navi」テクノロジー総集編(10ページ)ほか、小売・流通業における「協力会社とのパートナーシップ強化事例(再春館製薬所)」「AI時代だからこそできる最新レコメンド」「デジタルトランスフォーメーションによる企業の価値向上」に関する特別資料がダウンロードできます。
流通・小売業の現場においては人材不足などの影響もあり、デジタルトランスフォーメーション(DX)による働き方の改革は不可避といえる。しかしながら流通・小売業の現場においては情報の共有などが進められていないのも事実である。
東京大学大学院工学系研究科教授の森川 博之氏によると、(デジタルトランスフォーメーションへの)具体的な答えが見えなくても、「当社にはデジタルトランスフォーメーションが必要」とトップが社内で言い続けることが重要だという。具体的な第一歩としては、アナログな手法や環境で行っている仕事のリストアップをしてみてはいかがだろうか。
本来、もっと共有して活用されるべき情報としては、人脈も大きな企業の財産といえる。流通・小売業の現場における人脈情報の使用シーンとして考えられるのは、例えばPBの製造による協力会社との連携の必要性などがあげられる。アジャイル(俊敏な)組織として競争に勝つためには、異動などによりせっかく築いた人脈が失われることで、商品化へのスピード感が失われることは避けなければいけない。
このように人脈も含めた情報を活用してデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現することで、働き方改革や人手不足などの業務効率化のみならず、広い社内外のネットワークを活用し、リソースを素早く探し出して商品の開発などにつなげることが重要である。
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