2012年の『チェーンストアエイジ』誌における大きな編集テーマのひとつは、「オムニチャネル・リテーリング」だった。実際にこの1年間は、リアル店舗とネットの融合のあるべき形を模索し、事例紹介や提案に努めてきたつもりだ。
詳しくは、小誌2012年5月15日号、同12月1日号、そして12月15日(土)に発売する2012年12月15日号・2013年1月1日号合併号で特集を組んでいるので、そちらをお読みいただきたい(宣伝です!)。
さて、このオムニチャネルをシステム面から推進する企業、日本オラクル(東京都/遠藤隆雄社長)は、来る2013年1月24日(木)に、「Oracle Industry Leadership Summit 2013」を開催する(@ウェスティンホテル東京)。
流通業界がとくに注目したいのは、この中のセッションとして同日15時から17時15分まで開かれる「オムニチャネル・リテーリング最新動向~日本の小売業トップに聞く、オムニチャネル戦略~」だ。
登壇するのは、日本を代表する流通グループ、イオン(千葉県/岡田元也社長)とセブン&アイ・ホールディングス(東京都/村田紀敏社長)のEC(電子商取引)事業会社2社のトップ。すなわち、イオンEコマース事業最高経営責任者兼イオンリンク(千葉県)の小玉毅社長とセブンネットショッピング(東京都)の鈴木康弘社長のお二方だ。
EC事業の立ち上げ経緯から、EC戦略そのもの、リアルとネットの融合の基本的考え方、組織的な障害、次期成長戦略などについて存分に話していただく予定になっている。
日本の流通業界を代表する2社のトップは、この分野のガリバー企業、米アマゾンにいかに対抗し、オムニチャネルを実現していくのか?
何を話すのかは、今から楽しみだ。
なお、当日はコーディネーターとして、不肖、私も舞台に上がる予定。受講料は無料ですので、万障お繰り合わせの上、ぜひ、お越し下さい。
※お申し込み・詳細はoracle.co.jp/industry