以前(2011年8月18日)、わが家から徒歩0分のところにある酒屋の話を書いた。
昔ながらの酒屋であり、弁当やパン、若干の生鮮食品も扱っているミニスーパーのような単独店で、値段は高いけれども、便利なのでついつい使ってしまう、というような内容だった。
ところが私のこの購買行動が最近大きく変わった。
自転車で1分の距離の場所にスーパードラッグストアが出店したためだ。
スーパードラッグストアは、OTC(大衆医薬品)のほか、生活雑貨、ヘルス&ビューティケア商材…調剤薬局も併設している。
購買行動が変わってしまうほどの大きなポイントは、食品の存在である。近くの酒屋に専門性では及ばぬものの、酒類、菓子、つまみ、日配品、加工食品などしっかりと置いてあり、呑み助には十分な品揃えだ。
そして驚くべきは価格の安さだ。
かごを抱えて2000円程度の買い物をした場合、2店舗の比較では300円ほどの差が簡単に出てしまう。
スーパードラッグストアに行くまでに要する時間は往復2分ほどなので、300(円)×60(分)/2(分)と時給換算すれば実に9000円になる。
さすがに不精な私でもこれだけの金額差を見せつけられてしまうと、スーパードラッグストアに足を運んでしまう、というわけだ。
さて、このところわが家のそばには、スーパードラッグストアが一挙に3店舗できた。
そんなに需要があるのかと懐疑的に見ていたのだが、きっと低価格を武器に主に古くから営業する生業店から売上を奪っているのだろう。