福永洋一さんは、「天才」と称されたJRA(日本中央競馬会)の元騎手。デビュー3年目で、全国最多勝騎手になると、その後、9年連続して同タイトルを獲得し続けるなど、競馬史にその名を刻んだ。
福永さんと競馬学校時代の同期で「花の15期生」の1人である岡部幸雄元騎手は、福永さんをこんな風に評する。
「レースをゴールから逆算して進めていた」。
つまり、あるべき未来像を先に描き、そこに向かってレースを運んでいたというのだ。
これを聞いて思い出したのは、ワタミ(東京都/桑原豊社長)創業者である渡邉美樹さんの「夢に日付をつける」という言葉だ。
福永さんのレース運びとほぼ同意と言ってよく、目標設定と達成時期の設定がいかに大事であるかを思い知らされるところだ。
そんなことを考えながら、40代後半にいる自分のゴールや目標、夢は何かと、自分に問うと、恐ろしいほど何もないことが分かり、ぞっとする。
最近では、同輩からも、同じような質問をされることが増えており、「まだ間に合うかなあ?」と、ここにきて相当焦っているのである。
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