2012年4月18日、「東急プラザ 表参道原宿」にアメリカンイーグルアウトフィッターズ(AEO)の日本上陸1号店がオープンした。
「アメリカン イーグル アウトフィッターズ 表参道店」は、売場面積350坪。地下1階〜2階の3フロアを使い、地下にメンズウェア、1階にウィメンズウェア、2Fではバッグやシューズなどのアクセサリーと「aerie」を展開する。
同店を運営するのは、日本での「アメリカンイーグル」と「aerie(エアリー)」の販売総代理店であるイーグルリテイリング(東京都/青山理社長)。イーグルリテイリングは、2010年12月、青山商事(広島県/青山理社長)と住金物産(大阪府/天谷雅俊社長)との共同出資によって設立された。
さて、AEOは、1977年、アメリカペンシルバニア州ピッツバーグで創業されたカジュアル専門店企業。2012年1月期末現在1090店舗(米国994店舗、カナダ96店舗)を展開するSPA(製造小売業)だ。
展開しているブランドは、15~25歳の男女をターゲットにカジュアルウェアやアクセサリーなどを提案する「アメリカンイーグル」(911店舗)。18~25歳の女の子をターゲットにインティメートやドームウェアを扱う「aerie」(158店舗)。2~10歳の子供向けブランドの「77kids(77キッズ)」(21店舗)の3つ。
2012年1月期の売上高は、31億5981万ドル(対前期比6%増)、既存店伸長率3%、純利益11億2834万ドル(同3.5%減)という業績でこの数年はグローバル事業に力を入れている。すでに77か国でオンラインビジネスを展開するとともに、中東や北アフリカ、東ヨーロッパ、香港、中国、イスラエル、日本でのフランチャイズ事業の計画を表明している。
4月19日には、江東区青海(臨海副都心)の複合施設「ダイバーシティ東京 プラザ」内に2号店を出店。また、2012年冬には豊島区東池袋1丁目で三井不動産グループが開発する商業ビルに出店する計画である。