にわかファンも元からのファンも混ざり合って、さしずめ日本は“サッカー列島”というような状態が続いている。
オリンピックやサッカーワールドカップのたびに、日本にも普段は姿を現すことのないナショナリズムが台頭する。
国民の多くが日本という国を愛していることを改めて実感させられるところだ。
誤ったナショナリズムはご免だが、国を愛し応援すること自体は美しい。
そして、そんなに日本を愛しているのなら――。
この7月11日(日)に実施される第22回参議院選挙に行きましょう。
消費税率アップの可否や社会保障制度、財政再建など争点は多く、民主党が過半数を獲得するかどうかで、これからの日本の進路は大きく変わる、とても大事な選挙だ。
ところが過去6回の投票率を見ると、40%台中盤から50%後半の辺りを行ったり来たり。安倍晋三内閣下で実施された前回も58.6%と国民の国家愛を感じる数字ではない。
昨年の衆議院選挙の前にも書いたが、国を愛しているのであれば、1票の権利は必ず行使したい。
流通業界に勤務する方は、日曜日出勤は宿命だが、万難を排して投票所には行きましょう!