私「民主党政権の子供手当支給が始まりました。15歳の4月1日の前日までの子供の保護者に対して1カ月1人当たり1万3000円を支給しています。財源確保が難しいなかで、民主党のマニフェストにあった2万6000円にはまさかしないと思いますけれど」
商売人X「悪法も法だから仕方ないけど、本当に何を考えているのかと憤りを感じますね。税金のバラマキもいいところで、深い考え方を感じません」
私「現在、日本では3人の現役世代で高齢者を支えていますが、このままいけば2055年には1人が1人を支えなければいけません。問題の本質は、少子化であり、出生率アップにつながる手当であるべきですよね」
商売人X「その通りです。じゃあ、その時に私ならどうするかと言えば、同じバラマキだとしてもまき方を変えます。子供1人の世帯に支払いません。その代わり、総人口を維持以上にしていく子供2人以上世帯に厚く支払います」
私「支払い額に傾斜をつけるのですか？」
商売人X「当たり前でしょう。子供2人世帯は1万3000円でいい。その代わり、子供3人世帯、5万円。4人世帯、10万円。5人世帯、20万円と増やしていけばいい。何がしかの身体的理由で子供を産むことができない世帯もあるのだから、これなら少しは平等性も高いものになります。実際の金額や支払い期間についてはもう少し詰めていく必要があります」
私「なるほど。子供5人で20万円を貰えれば、確かに家族を増やしていくモチベーションは上がりそうです。それ以外の世帯からの不満も出にくいかもしれません」
商売人X「政治家は頭を使わなければいけません。学歴は関係なく、学力の問題です。ただ漫然と仕事をしているのであれば辞めた方がいい」
私「現状の1人1万3000円支給でも総額では2兆3000億円。消費税1％増加分相当を使うのだから本当です」
商売人X「うちの会社で、政治家を少し鍛え直したいくらいです（笑）」