メニュー

夏原平次郎さん語録2題

 本日から3日間、パソコンを操作できなくなりますので、7日~9日までのブログをまとめて更新しました。毎日午前0時を過ぎると開けるようになっております。ぜひ、お読みください。以下は、8月7日分のブログです。

 

 8月5日、平和堂(滋賀県/夏原平和社長)の創業者「故 夏原平次郎 平和堂グループ合同葬」が開かれ、実に3000人の弔問客を集めた。

 会葬の記念品として『感謝でご奉仕』と題する小冊子が配布された。

 その中の印象的な話を2つ紹介したい。

 

 <その1>

 「社会」と「会社」という字を並べて書くと、縦から読んでも横から読んでも、また逆回りでも、社会と会社は輪廻のようにつながっています。(中略)

 社会はいろんな会社を必要とします。また会社は社会に奉仕しなければならないものと思います。

 社会はどんどん変化します。会社はその社会の変化に対応し続けなければなりません。対応できなくなった時、その会社は滅びます。会社は社会のお役に立たなければならないとともに、社会に迷惑をかけてはならないのです。(中略)

 会社は社会に貢献するとともに迷惑をかけてはいけないという2つの責任があるのです。

 

 <その2>

 (平和堂の店舗にある「ハトのマーク」は)昭和49年に制定され、「対立と調和」を表現しています。世の中には、さまざまな相反する事柄があります。しかし、その両者が対立や反発するだけではなく、できるだけ調和を図っていくことが理想です。(中略)

 対立ばかりでは争いと破壊をまねき、また調和ばかりでは沈滞し進歩がありません。対立しつつ調和するところに、発展があり繁栄があると信じています。