社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営するクラダシは4月21日、食品ロス削減を目指す自治体向けに、無償で支援を行うサポートプログラムを開始すると発表した。地域内フードバンク団体への冷蔵庫/冷凍庫など必要設備の寄附等、各自治体に合わせて必要な支援を行う。
クラダシは、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取って「KURADASHI」で販売、売り上げの一部を社会貢献活動団体へ寄付するなど、幅広く事業を展開している。2020年12月には、食品ロス削減数10,476トン、経済効果32億4,754万円、寄付総額51,646,446円の実績がある。
無償支援プログラムは、応募があった自治体の中から決定し、支援内容や方法は協議の上で検討する。応募締め切りは5月31日で、プログラム実施期間は2021年6月~2022年3月末まで(期間終了後の継続有無は、自治体と協議の上決定)。
これまでも全国の自治体と公民連携協定を締結しているが、今回、自治体への支援を拡大することにより、さらなる食品ロスの削減を目指す。
連携自治体は以下のとおり(順不同)
・香川県
・大阪府(※おおさか食品ロス削減パートナーシップ事業者として参画)
・青森県南部町
・神奈川県横浜市
・東京都大田区
・埼玉県さいたま市(※市が行う「チームEat Allキャンペーン」に参画)
・高知県北川村
・長野県松本市
・鹿児島県西之表市
・北海道仁木町
・岐阜県大垣商工会議所
・東京都品川区(※区が運営するひとり親家庭支援事業にて、食品調達・配送を受託)