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アマゾンの一部従業員、21日からスト突入 新型コロナ対策不足訴え

アマゾンのロゴ
米アマゾン・ドット・コムの従業員が、倉庫関連業務における新型コロナウイルス感染対策が安全でないと訴え、21日からストライキに入る。労組などの連合組織・Atenaが明らかにした。写真は同社のロゴ。ニューヨークで3月撮影(2020年 ロイター/Andrew Kelly)

[21日 ロイター] – 米アマゾン・ドット・コムの従業員が、倉庫関連業務における新型コロナウイルス感染対策が安全でないと訴え、21日からストライキに入る。労組などの連合組織・Atenaが明らかにした。

ストに参加するのは、40施設の従業員350人以上という。

ロイターは、Athenaが公表した数字を確認できていない。一方、アマゾンはスト参加者の人数は「大幅に誇張されている」としている。

アマゾンに対しては、従業員や労組が倉庫閉鎖を求めて、複数の抗議活動を行なっている。

世界の新型コロナ感染者は240万人を超えており、アマゾンの倉庫作業員も含まれている。このことが同社への抗議の背景となっているが、ストは依然小規模で、米国で59万人超の従業員を持つアマゾンの営業には影響が出ていない。