ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の10月の売上高(ダイレクト販売を含む)は、既存店ベースで前年同月比10.0%減だった。気温が高く推移したため秋冬物の売れ行きが悪かった。前年実績を下回るのは2ヵ月ぶりで、2ケタの減収となるのは15年12月(11.9%減)以来。客数は5.5%減、客単価は4.7%減だった。
そのほかのカジュアル衣料専門店の10月の既存店売上高は、しまむらの「ファッションセンターしまむら」が7.1%減で6ヵ月連続のマイナス、ライトオンが2.6%増で3ヵ月連続のプラス、「ローリーズファーム」などを展開するアダストリアは2.4%増で3ヵ月連続のプラスだった。