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明治、最新型咀嚼プロセスシミュレータをBtoB事業向けAPCに導入

APCに設置したオーラルマップス®
(画像:「APCに設置したオーラルマップス®」)明治・ニュースリリースより

 明治(東京都)は、食感を評価する咀嚼プロセスシミュレータ「ORAL-MAPS/オーラルマップス®」の最新型機を明治アプリケーションセンター(APC)へ10月に導入したと12月4日に発表した。

 同社ではこれまでオーラルマップス®を用いて咀嚼や食感の研究に取り組んできた。今回、最新型のオーラルマップス®をAPCに導入することで、幅広い食品カテゴリーの食感を物理的指標で数値化する技術をBtoB事業向けに活用する。

 同装置の導入によりAPCでは、これまで感覚的・主観的に表現されていた「口どけ」や「なめらかさ」などの食感を定量的かつ客観的に評価することが可能になる。これにより、お客のニーズに合わせた商品評価、レシピ・メニュー提案などに迅速かつ緻密に応えるソリューションの提供を目指す。

 オーラルマップス®は、口の中で食品の状態が変化する主な要因である①歯・舌による圧縮、②体温、③唾液、の全てを制御可能な咀嚼プロセスシミュレータだ。今回導入する最新型装置は、力センサーの感度を2倍に高めており、特にホイップクリームなどの柔らかい食品の測定に適している。また、データ分析ソフトウェアも更新し、測定から分析までの工程を高速化した。

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