セブン&アイ・ホールディングス(東京都)は12月11日、プライベートブランド「セブン・ザ・プライス」の累計販売額が200億円を突破したと発表した。
「セブン・ザ・プライス」は2021年7月にイトーヨーカドーのオリジナルブランドとして誕生し、2022年9月からグループ全体で展開を開始。「おいしさ」と「品質」を重視しながら、サプライチェーンの見直しやシンプルな商品設計でコスト削減を図っている。2024年度上期の売上は前年同期比で約200%増加し、取り扱いアイテム数も当初の11アイテムから211アイテムに拡大した。
物価高騰の影響で生活防衛意識が高まる中、同グループのプライベートブランド「セブンプレミアム」シリーズは幅広い世代から支持を集めており、2024年度の年間売上高目標1兆5,000億円に向けて順調に推移している。また、高品質志向の商品を展開する「セブンプレミアム ゴールド」も好評を博している。
同社は、今後も安全・安心かつ環境に配慮した商品開発を推進し、顧客ニーズに応えることでさらなる成長を目指すとしている。