コメリ(新潟県)は、和歌山県上富田町(かみとんだちょう)と「NPO法人コメリ災害対策センター」が、12月12日に「災害時における物資供給に関する協定」を締結することを発表した。
これにより、同法人が締結した協定数は、沖縄県を除く46都道府県と市町村、指定公共機関等を含めて計1,116件となる。
同社は、創業の地で発生した新潟県中越地震などの経験を踏まえ、企業が果たすべき社会的責任として、全国の物流ネットワークを活用し災害時の物資供給基盤を整えるため、2005年にNPO法人コメリ災害対策センターを設立している。
同法人の主な活動内容は、災害時の支援協定先等への必要物資の供給、広報誌やホームページでの災害対策情報の発信、また、防災啓発活動や防災訓練への参加となっている。
【協定の概要】
協定名:災害時における物資供給に関する協定
想定災害:災害対策基本法に定める地震、風水害その他の災害を想定
協定内容:
平常時/・相互の連絡体制及び物資の供給等についての情報交換
・防災訓練など、住民の防災意識の啓発のための事業等
災害時/上富田町は、NPO法人コメリ災害対策センターに以下の物資の供給及び運搬を要請する。
(有償)ブルーシート・ロープ・軍手・土のう袋・毛布・使い捨て食器・ポリ袋・飲料水・ポリタンク・大型石油ストーブ・投光器・懐中電灯・乾電池・救急ミニトイレ等その他、自治体が必要と認め、NPO法人コメリ災害対策センターの調達が可能な物資