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P&Gジャパン、トラック台数予測システム導入へ=24年問題対応で

 P&Gジャパン(神戸市)は14日、トラック運転手不足が懸念される物流の「2024年問題」対策で、AI(人工知能)出荷予測を活用したトラック必要台数の予測システムを導入する考えを明らかにした。出荷予測に基づき、事前にトラックの必要台数を確保することで安定的な配送を確保するという。

 同社はサプライチェーン(物流網)最適化のため、AIを活用した出荷予測を行っている。小売りや卸業者からの早期発注を促進するシステムとなっており、この仕組みを活用して事前にトラック台数を確実に確保する狙いだ。輸送キャパシティー減少に対応するためで、トラックの必要台数削減につなげる。