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いなげや 第2四半期は営業利益が大幅に改善

いなげや
gettyimages/winhorse

 いなげやが11月14日に発表した2024年3月期第2四半期決算(連結4月1日~9月30日)は、営業収益が前年同期比で4.9%増の1,292億円、営業利益はおよそ10億円増やして460.5%増の13億円と大幅に回復した。

 主力のスーパーマーケット事業では、既存店の活性化を引き続き推進し、10店舗で改装を実施。来店頻度を高めることをテーマに、生鮮や惣菜のおいしさや魅力を伝える企画の打ち出しに力を入れ、こだわりの商品を提供。また、グロッサリーでは原料原価高騰による多くの商品の値上げへの対応として、カテゴリー割引を定期的に実施。ネットスーパーの展開についても強化し、現在6店舗で行っているほか、クイックコマースの取り組みにも着手。移動スーパーも23台と順調に配車台数を増やした。

 既存店活性化によって売上は5.1%増となり、第2四半期連結累計期間のスーパーマーケット事業の売上高は4.9%増の1,005億円を達成。利益も前年同期の損失から7億円の黒字に転じた。

 ドラッグストア事業については、既存店14店舗で改装による活性化を行ったことで売上が4.7%増え、事業売上高5.9%増の230億円、利益35.6%増の4億円につながった。