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吉野家 ドローン配送で牛丼を届ける実証実験を実施

吉野家のドローン実験の様子

 吉野家(東京都)とNEXT DELIVERY (山梨県)は9月12日、石川県小松市において、吉野家店舗から郊外へ牛丼を届けるドローン配送の実証実験を実施した。

 小松市においては、すでにNEXT DELIVERYが実施主体となり、新スマート物流SkyHub®のサービスとして買い物代行等のサービスがスタートしている。

 吉野家の弁当も陸送で自宅まで配送しているが、今回の実証実験は今後のドローンでの配送を見据えたもの。

 吉野家小松店で調理された牛丼弁当4個が箱に収納され、吉野家小松店スタッフによってドローンにセットされ、10時30分から約30分間隔で離陸し、1ルートを計9回飛行し、小松市民、カヌー選手の元まで届けられた。

 牛丼弁当は、熱いまま、たれもこぼれず、中身も偏らずに配送されたという。

 小松市におけるドローン配送は、まずは陸送と組み合わせ「ドローンデポ®小松」を拠点に11月を目途に開始する予定。

 同社は、今後もドローンを含む次世代高度技術の活用したフードデリバリーサービスを展開し、地域の活性化に寄与していくとしている。