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キユーピー、神戸工場のCO2排出実質ゼロに=年3680トン削減

キユーピー本社
〔写真説明〕キユーピー本社=東京都渋谷区(時事通信社)

 キユーピーは15日、調味料の生産拠点である同社の神戸工場での二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにすると発表した。関西電力から再生可能エネルギーのメニューでの電力供給を受けるほか、政府のJ―クレジット制度を活用。年間約3680トンのCO2削減が見込める。キユーピーグループの工場が排出実質ゼロになるのは初めてという。

 J―クレジットは、企業や自治体のCO2削減の取り組みなどを政府が認証する仕組みで、得られたクレジットは売買できる。キユーピーは三井物産からJ―クレジットを購入し、神戸工場で排出するCO2を実質的に削減する