[東京 28日 ロイター] – 経済産業省が28日に発表した1月の商業動態統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比0.6%増の11兆8280億円と15カ月連続で増加した。
季節調整済み前月比は2.3%減だった。
業種別にみると、自動車小売業、機械器具小売業、燃料小売業、医薬品・化粧品小売業、その他小売業で増加した。自動車は輸入車も含め販売が好調だった。石油などの価格が高水準にあることや、マスクなどの販売増、洗濯機販売などが寄与した。
各種商品小売業、衣服・身の回り品小売業、飲食料品小売業、無店舗小売業で減少した。野菜の価格下落などが響いた。