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キリンが中期計画策定、食と医をつなぐ領域強化へ

キリンHD
キリンホールディングスは2021年12月期を最終期とする3カ年の中期経営改革を策定したと発表した。 写真はロイター

 

[東京 14日 ロイター] – キリンホールディングスは2021年12月期を最終期とする3カ年の中期経営改革を策定したと発表した。既存の食領域と医領域をつなぐ事業を成長領域と位置付け、成長が期待できる海外クラフトビール事業とともに約3000億円投資、収益力の強化を目指す。

 

特別損益などを除外して計算した平準化1株利益(EPS)は年平均成長率5%以上、最終期の投下資本利益率(ROIC)は10%以上を目標に掲げた。

 

初年度の2019年12月期は、売上高にあたる売上収益が前年比3.6%増の2兆円と3期連続の増収を計画。ただ、事業利益は成長に向けた先行投資で同4.7%減の1900億円を見込んでいる。

(志田義寧)