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日本ケンタッキー、定年再雇用の期間を70歳までに延長 23年4月から

ケンタッキー・フライド・チキンの店舗外観
店長として働ける期間も5年延長して65歳までとする(画像は会社ホームページより)

 日本KFCホールディングスは、傘下の日本ケンタッキー・フライド・チキンの店舗で働く社員の定年再雇用の期間を70歳まで延長する。現在は65歳までだが、2023年4月から70歳までとする。

 同社は現在、60歳で定年退職した社員を契約社員として65歳まで再雇用している。再雇用者の勤務場所は店舗に限定する。21年に施行された改正高齢者雇用安定法では、70歳までの就業機会の確保が企業の努力義務となったため、継続雇用期間の延長を決めた。

 これにあわせて、店長として働ける期間も65歳まで延長する。定年退職となる店長のうち、基準を満たした人は契約社員として店長職で再雇用する。従来、定年後は一般社員として再雇用契約を結んでいた。

 働く意欲のある高齢者が活躍できる環境を整備し、店舗社員の確保につなげる。