アマゾンジャパンは5月22日、日本で新たに1000人を採用すると発表した。同社は国内で22カ所の配送センター、東京、大阪など5つのオフィスを合わせて約6000人の社員が働いているが、東京勤務のコーポレート（管理部門）職と技術職（コンピュータサイエンス、機械学習、クラウドコンピューティング、財務、マーケティングなど）で追加採用を行う。
アマゾンジャパンでは今年3月、世界で4番目となるファッション専用の撮影スタジオを東京に開設するなどファッション販売を強化しているほか、人工知能関連事業、クラウドコンピューティングのAWS（アマゾンウェブサービス）事業などが拡大しており、社員を7000人規模に増やして組織体制を整える。
今年夏にはJR目黒駅前の複合ビル「目黒セントラルスクエア」にフロア面積約2万平方メートルの新オフィスも開設する。新オフィスでは、その日の業務内容に合わせて働く場所を自由に選べるようにしたり、終日利用可能なカフェテリアを設けたりするなど生産性の向上と社員の働きやすさを追求する。
現在入居している目黒駅近くの約3万平方メートルのオフィスフロアも引き続き使用する。