明治は6月1日出荷分から家庭用チーズ35品を値上げする。値上げ幅は平均で7.2％。国内の生乳生産量減少により4月からチーズ向け生乳取引価格が引き上げられたほか、エネルギー・物流コストが上昇しているため製品価格に転嫁する。
35品のうち26品は価格を引き上げ、7品は価格を据え置いたまま容量を減らすことで実質値上げする。また、2品をリニューアルし、容量を増やしたうえで価格を引き上げる。
「明治北海道十勝スライスチーズ（7枚入り）」は340円（税別）から360円に、「明治北海道十勝6Pチーズ」は310円から330円に引き上げる。「明治スライスチーズ（7枚入り）」（300円）は、内容量を112グラムから105グラムに減量する。「明治北海道十勝細切りチーズ」は内容量を120グラムから130グラムに増やし、価格を300円から350円に値上げする。
家庭用チーズについては、雪印メグミルクと森永乳業も5月1日出荷分から値上げや減量を実施する。