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【食品スーパー売上高】3月の既存店は0.3%減、17年度は0.1%減

 日本スーパーマーケット協会など3団体がまとめた食品スーパー270社の3月の売上高(速報値)は8792億円で前年同月比1.1%増、既存店ベースでは0.3%減だった。水産品の既存店売上高が3.5%減と苦戦したほか、日配品や一般食品も前年割れとなった。青果と畜産は堅調で生鮮3部門合計では0.5%のプラス、総菜も1.0%増だった。

 

 地域別の既存店売上高は、関東(0.2%増)と中部(0.1%増)がプラスとなったが、そのほかの4地域はマイナスだった。近畿が1.3%減と特に苦戦した。

 

 同時に発表した2017年度(17年4月から18年3月)の売上高(速報値)は10兆7015億円で前年度比1.3%増、既存店ベースでは0.1%減だった。売上全体の3分の1を占める生鮮3部門が0.3%減と振るわなかった。総菜(0.5%増)、日配品(0.4%増)、一般食品(0.4%増)はプラスだった。