スギホールディングス傘下のスギ薬局と近畿大学薬学部は4月20日、地域・在宅医療で活躍できる薬剤師の養成を目的に包括連携協定を結んだ。少子高齢化の急速な進展を背景に、在宅医療など地域に根ざした医療サービスの需要が高まっており、スギ薬局は近大薬学部と連携することで、そうしたニーズに対応できる薬剤師を養成、採用にもつなげていく。
2019年4月から近大大学院にスギ薬局と連携して地域医療薬学講座を開設、大学院生がスギ薬局に勤務しながら地域医療について研究し、博士号の取得を目指す。また、スギ薬局は学生向けに一般用医薬品の講義や実習を実施、近大薬学部はスギ薬局の薬剤師向け研修に教員を派遣する。