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【全国スーパー】2月の既存店売上高は1.3%増、3ヵ月連続のプラス

 日本チェーンストア協会が発表した全国スーパー(加盟56社)の2月の売上高は、9638億円で前年同月比0.2%増、既存店ベースでは1.3%のプラスだった。既存店が前年実績を上回るのは3ヵ月連続。

 

 2月は気温が低かったことから春物商品の動きが鈍く、衣料品の既存店売上高は0.5%減、住居関連商品も1.2%減だったが、農産品を中心に食料品が好調で全体としてはプラスとなった。

 

 食料品の既存店売上高は2.2%増。相場の高騰が続く農産品が5.4%増と大きく伸びたほか、畜産品が2.6%増、水産品が2.2%増と生鮮3部門が好調だった。総菜(1.2%増)とその他食品(1.5%増)もプラスとなった。

 

 一方、日本スーパーマーケット協会など3団体が発表した食品スーパー270社の2月の売上高は、全店ベースで2.2%増、既存店ベースで0.7%増だった。水産の既存店売上高は1.9%減と前年割れだったが、青果と畜産が好調で生鮮3部門では1.9%増と全体を引っ張った。地域別では中国・四国が1.5%のマイナスだったが、その他の5地域はプラスとなった。