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【UCC】珈琲館事業をロングリーチに売却、全277店舗

 UCCホールディングスは3月8日、傘下のユーシーシーフードサービスシステムズ(UFS、東京都港区)が喫茶店チェーンの珈琲館事業を投資会社のロングリーチグループ(東京都千代田区)に売却すると発表した。

 

 UFSは「珈琲館」「CAFE DI ESPRESSO 珈琲館」など277店舗を直営およびフランチャイズで展開している。この珈琲館事業をUFSが新会社に移管、同時にロングリーチが新会社の全株式を取得する。株式の取得は5月1日の予定。

 

 ロングリーチは2016年にハンバーガーチェーン、ウェンディーズ・ジャパンの増資を引き受けて経営権を取得、ウェンディーズ・ジャパンは増資によって調達した資金でサントリーホールディングス傘下のファーストキッチンの全株式を取得した。

 

 こうした外食チェーンへの投資経験などを生かして、珈琲館事業の成長を加速させる。買収後も珈琲館の店名は維持する。