セブン&アイ・ホールディングス(HD)では本部勤務のフルタイム社員を対象に、本人が始業時間を選択する時差出勤を導入する。3月1日からセブン&アイHDの約500人、4月以降は傘下のセブン-イレブン・ジャパンの約9000人が時差出勤を始める。
現在の就業時間は午前9時から午後5時半まで(休憩を除く勤務時間は7時間45分)だが、事前申請を行えば出勤日ごとに8時出勤または10時出勤を選択できる。8時出勤の場合は午後4時半まで、10時出勤の場合は午後6時半までの勤務となる。
個人のライフスタイルに合わせて柔軟な働き方ができるようにすることで労働意欲を高めることや、業務の効率化、生産性の向上などにつなげるのが狙い。