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【三井物産】アパレルのビギHDを買収、系列ファンドと共同で

 三井物産は1月18日、「Men’s Bigi(メンズ・ビギ)」「ヨシエイナバ」などのブランドを展開するアパレル会社、ビギホールディングス(HD、東京都目黒区)を買収すると発表した。三井物産や三井住友銀行など3社が設立した投資会社、MSD企業投資(東京都千代田区)が運営するファンド(MSDファンド)と共同で全株式を取得する。

 

 ビギHDは、ビギ、メンズ・ビギ、メルローズ、パパスなどの事業会社を傘下に持ち、グループ売上高は524億円(2017年2月期)。三井物産では「リテール・サービス」を成長分野の一つと位置づけており、既存の「ポール・スチュアート」「マックス・マラ」などのブランドと共に、ビギHDの各ブランドの事業拡大を目指す。

 

 ビギHDにはMSDファンドが66.6%、三井物産が33.4%を出資する。株式の取得価格は非公表。