食品スーパーのヤオコー(埼玉県川越市)は10月25日、埼玉県熊谷市に「ヤオコー熊谷物流センター」を開設した。敷地面積は8万8762平方メートル、延床面積は3万6429平方メートルで、加工食品は70店舗、チルド食品は50店舗への配送能力を持つ。投資コストは約70億円、そのほか土地の取得などに約24億円を投じた。
新センター稼働で北関東の店舗などへの配送距離が縮まり、年間1億4000万円の配送コスト削減を見込める。ワインなど輸入食品の在庫機能や青果の加工機能も持つ。
同社は2022年に250店舗・売上高5000億円の目標を掲げており、7月には約50億円を投じて拡張したデリカセンターも稼働、店舗への商品供給体制の整備を急ピッチで進めている。