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【パルコ】商業施設向けロボットを共同開発、ユニシスなどと

 パルコは接客や従業員の補助業務などを行う商業施設・小売店向けロボット「Siriusbot(シリウスボット)」を日本ユニシス、ソフトウエア開発の08ワークス(東京都品川区)と共同開発した。

 10月18日から25日まで、池袋パルコ(東京都豊島区)で実証実験を行う。シリウスボットは日本語と英語の音声および画面で施設情報を提供するほか、目的のショップまで客と一緒に走行して案内する。閉店後は店内の商品在庫数を確認、店舗従業員の業務をサポートする。商品に取り付けられた電子タグを走行しながら読み取っていく。

 シリウスボットの大きさは、高さ939ミリ、幅553ミリ、奥行き630ミリで、走行中はセンサーが障害物を検知、自らルートを選択して走行する。

 11月4日に松坂屋上野店南館跡地に開業する複合施設「上野フロンティアタワー」(東京都台東区)に入る「パルコヤ」でも実証実験を行う予定だ。