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【国内化粧品市場】17年は2.7%増の2兆5985億円の見込み、富士経済調べ

 富士経済の調べによると、2017年の国内化粧品市場は前年比2.7%増の2兆5985億円になりそうだ。化粧品市場は訪日外国人(インバウンド)の増加を背景に、大都市圏の百貨店やドラッグストアを中心に活況を呈している。14年10月に化粧品が免税対象となって以降、インバウンド需要が市場の拡大をけん引している。

 

 2017年も引き続きスキンケアやメイクアップが好調。スキンケアでシワを改善する効果・効能として初めて医薬部外品に認可された有効成分を配合した商品が投入されたことや、メイクアップを中心に“インスタ映え”する商品が若年層を中心に需要を取り込んでいる。

 

 同社の調べでは、16年の市場規模は3.3%増の2兆5294億円だった。