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コーナン商事、「パートナーシップ構築宣言」を公表

コーナンのパートナーシップ構築宣言のロゴマーク
パートナーシップ構築宣言のロゴマーク(画像はプレスリリースより)

 コーナン商事は「未来を拓くパートナーシップ構築推進会議」の趣旨に賛同する形で、「パートナーシップ構築宣言」を策定し、その概要を発表した。

 宣言では「サプライチェーンの取引先の皆様や価値創造を図る事業者の皆様との連携・共存共栄を進めることで、新たなパートナーシップを構築するため、以下の項目に重点的に取り組むことを宣言します。」として、『サプライチェーン全体の共存共栄と規模・系列等を超えた新たな連携』、『「振興基準」の遵守』を掲げた。

 前者の『新たな連携』では、取引先との共存共栄の構築を目指すとともに、取引先のテレワーク導入や BCP(事業継続計画)策定の助言等の支援も進めるとした。後者の『「振興基準」の遵守』では、価格決定方法、手形などの支払条件、知的財産・ノウハウ、働き方改革等に伴うしわ寄せなどに関し、取引慣行や商慣行の是正に積極的に取り組むとした。

 また、「コーナン商事株式会社行動指針」を定め、企業倫理及びコンプライアンスを重視する誠実かつ公正な企業活動を行うことを明記した。

 「未来を拓くパートナーシップ構築推進会議」は、2020年に内閣府の中に設置された機関で、発注側になる大企業と受注側となる中小企業との協議促進と、サプライチェーン全体の生産性向上等の取組を推進し、大企業と中小企業が共に成長できる持続可能な関係を構築することを趣旨としている。

 コーナン商事は、2022年6月にSDGsに係る重要課題(マテリアリティ)を特定し、その中に「サプライチェーンにおける公正公平な取引」を設けている。