ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)が発表した2017年3~5月期の連結業績(国際会計基準)は、売上高に当たる営業収益が3103億円、営業利益が125億円だった。
同社は2016年9月にファミリーマートとユニーグループHDの合併により発足しており、前年同期と単純比較はできない。合併前のユニーグループHDの実績業を合算した比較では、営業利益は31.0%減となっている。「サークルK」「サンクス」から「ファミリーマート」へのブランド転換など合併に伴う費用が増加したのが主な要因だ。
ブランド転換は5月末時点で累計1583店舗で実施した。ファミリーマート単体での営業収益はサークルKサンクスとの合併効果で46.3%増の1202億円となったが、営業利益は5.6%減の41億円と増収減益だった。ユニー単体での営業収益は1518億円、営業利益は57億円だった。
18年2月期通期の連結業績予想は従来通りで、営業収益が1兆2373億円、営業利益は412億円を見込む。