ローソンは７月３日、オフィス内での無人販売サービス「プチローソン」を東京都内の６つの会社で始めた。
セルフレジと専用什器をオフィスに設置、菓子などを販売する。支払いには現金を取り扱わず、SuicaやPASMOなど交通系電子マネーだけが利用できる。同社は2016年５月から現金払い方式の無人販売サービスを実験的に行っていたが、本格運用開始に伴って支払い方法をセルフレジによる電子マネー方式に変更した。
７月末までに約100ヵ所、2018年２月末までに1000ヵ所での展開を計画する。専用什器はオプションで飲料などを販売する小型冷蔵庫、冷凍食品などを売る冷凍庫も選択できる。
セルフレジは、ブリッジ・モーション・トゥモロー（BMT、東京都渋谷区）が開発した無線式で、商品の配送や管理はBMTが行う。将来的にはローソンのフランチャイズ加盟店からの配送を検討する。