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【玉塚氏】ローソン会長からIT関連企業のトップに、6月1日付け

 5月末でローソンの会長を退任することが決まっている玉塚元一氏(54歳)は、IT関連企業のトップに転身する。

 

 ソフトウェアの不具合を検出するデバッグ事業を柱とする、東証1部上場のハーツユナイテッドグループ(東京都港区)は、6月1日付けで玉塚氏が同社の代表執行役員に、同月27日の株主総会後に代表取締役社長CEO(最高経営責任者)に就任すると発表した。創業者で社長CEOの宮澤栄一氏(44歳)は、代表権のない取締役会長に退く。

 

 玉塚氏は、ファーストリテイリングの社長を経て、企業再生支援のリヴァンプを創業、2014年5月からローソンの社長、16年6月から会長を務める。ローソンが三菱商事の連結子会社となったのを機に、今年4月には会長退任を表明した。

 

 ハーツユナイテッドでは、玉塚氏が経営者としての豊富な経験を生かし、同社の成長を一段と加速させることを期待する。同社の18年3月期の連結業績は、売上高が前期比14.1%増の176億円、営業利益は15.4%増の22億円となる見通し。