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【ローソン】玉塚元一会長が退任、5月末で

 ローソンは4月12日、代表取締役会長の玉塚元一氏(54歳)が5月末で取締役を退任し、顧問に就任すると発表した。ローソンは2月15日付けで三菱商事の子会社となっており、今後は三菱商事出身の竹増貞信社長(47歳)がワントップとして経営の指揮を執る。

 玉塚氏は旭硝子、日本IBMを経て、ファーストリテイリングで社長兼COO(最高執行責任者)を務めた後、現ファミリーマート社長の澤田貴司氏と企業再生会社のリヴァンプを設立。当時ローソン社長だった新浪剛氏(現サントリーホールディングス社長)に誘われ、2011年にローソンの副社長に就任、14年5月には新浪氏の後を継いで社長に就いた。この時、三菱商事から代表権のある副社長として派遣された竹増氏とツートップでローソンを率いてきたが、三菱商事子会社となったことで、自分の役割は終わったと判断したようだ。