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【大塚家具】 今期15億円の営業赤字に転落の見通し、販売不振

 大塚家具(東京都江東区)は6月3日、2016年12月期の業績予想を引き下げた。5億円の黒字を見込んでいた営業損益は15億4900万円の赤字(前期は4億3700万円の黒字)に転落する見通しだ。1月以降、4月を除き売上高の前年割れが続いており、とくに前年に実施した「大感謝フェア」の反動が出た5月は前年同月比46.2%減と大きく落ち込んだ。

 

 同社は2月に全店舗を改装オープン、来店者が自由に店内を見回ることができるようにするなど接客方法を見直したが、顧客対応が不十分なことなどもあり、低調な売上げが続いている。

 

 16年12月期の売上高予想は期初から47億円余り引き下げて、538億5100万円(前期比7.2%減)とした。