ドラッグストア大手のウエルシアホールディングス(HD、東京都千代田区)は、中核事業会社のウエルシア薬局(同)とCFSコーポレーション(横浜市)を9月1日付けで合併する。ウエルシア薬局が存続会社となり、CFSは消滅する。
ウエルシアHDは14年9月に傘下のウエルシア関東、高田薬局など4社を合併してウエルシア薬局を発足、15年12月には同年3月に子会社化したタキヤ(兵庫県尼崎市)をウエルシア薬局に吸収合併した。15年9月に完全子会社化したCFSもウエルシア薬局に統合することで、経営の合理化やオペレーションの効率化を進める。
16年2月末での店舗数はウエルシア薬局が1103店舗、CFSが309店舗。調剤薬局を併設する店舗の割合はウエルシア薬局の70.4%に対してCFSは34.3%と低いため、今後はCFSでの調剤併設率を上げていく方針だ。