セブン&アイ・ホールディングス(HD)では4月19日の取締役会で主要事業会社のトップ人事を決めた。
セブン-イレブン・ジャパンでは会長兼CEO(最高経営責任者)の鈴木敏文氏が退任、セブン&アイHDの社長になる井阪隆一氏の後任社長には副社長の古屋一樹氏(66歳)が昇格する。井阪氏はセブンイレブンの取締役に残る。
鈴木氏はイトーヨーカ堂の会長兼CEOも退任、亀井淳社長(71歳)が留任して指揮を執る。
鈴木氏の退任に伴って、セブン&アイグループではCEO、COO(最高執行責任者)などのチーフオフィサー制を廃止する。
ヨークベニマルでは代表取締役顧問の佐藤信武氏が、そごう・西武では代表取締役会長の堀内幸夫氏がいずれも退任する。
堀内氏は5月18日に退任、それを除く事業会社の人事はいずれも19日付け。