ローソンは3月28日、代表取締役副社長の竹増貞信氏(46歳)が社長兼COO(最高執行責任者)に就任すると発表した。就任は6月1日付け。玉塚元一社長(53歳)は会長兼CEO(最高経営責任者)として、引き続き経営の指揮を執る。
竹増氏は三菱商事出身で、2014年5月にローソンの副社長に就き、成城石井や生鮮コンビニエンスストアの「ローソンストア100」、チケット販売や映画館運営など非コンビニ事業を担当してきた。
三菱商事時代には、4月1日付けで社長に昇格する垣内威彦常務執行役員と食料部門でともに働いたほか、小林健社長の秘書を務めるなど、同社の首脳陣と関係が深い。今後は筆頭株主である三菱商事とローソンの連携がより深まるものとみられる。