ローソンは3月1日、東京電力福島第一原子力発電所構内に出店した。作業員の労働環境改善を目的に東電が複数のコンビニエンスストア本部と出店交渉を進めていたが、ローソンが要請に応じた。
福島第一原発構内で東電が2015年5月に開設した9階建ての大型休憩所の2階部分に約60平方メートルの店舗を開いた。食堂に隣接しており、おにぎりやサンドイッチ、飲料、下着類など900~1000点の商品を扱う。今後、作業員の要望を聞きながら、品揃えを充実させていくという。
福島第一原発では、協力会社を中心に約7000人の作業員が働いているとされる。