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【全国百貨店】 1月の売上高は1.9%減、2ヵ月ぶりのマイナス

 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の1月の売上高は既存店ベースで前年同月比1.9%減と2ヵ月ぶりのマイナスだった。

 

 正月休暇が前年より1日少なかったことや月前半の気温が高く防寒商品の動きが鈍かったことが影響した。一部地域では大雪で客足が落ちた。

 

 地区別では、東京(0.2%増)、京都(3.8%増)、札幌(1.4%増)、仙台(0.9%増)はプラスだったが、その他の10大都市はマイナスとなった。

 

 商品別では主要5品目のうち、バッグなどの身のまわり品(0.5%増)、化粧品などの雑貨(5.4%増)、食料品(0.3%増)は前年を上回ったものの、主力の衣料品(6.6%減)の落ち込みを補えなかった。

 

 一方、訪日外国人向けの免税売上高は36.2%増の約173億円と36ヵ月連続でプラスを維持した。