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【マツキヨHD】 営業利益は73%増の207億円、15年4~12月

 マツモトキヨシホールディングスが発表した2015年4~12月期の連結業績は、売上高が前年同期比11.2%増の4032億円、営業利益が72.9%増の207億円と2ケタの増収増益だった。4~12月期としては売上高、営業利益とも過去最高を更新した。

 訪日外国人客需要が後押しとなり、採算のいい化粧品や医薬品の売り上げが伸びた。既存店売上高は16年1月まで10ヵ月連続で前年比プラスを維持している。

 新規出店に関しては訪日客に特化した新業態5店舗などグループで83店舗(フランチャイズ4店舗を含む)をオープンした。既存店55店舗の改装を実施する一方、不採算の59店舗を閉鎖した結果、12月末時点での店舗数は1552店舗と前年同期と比べて24店舗増加した。

 16年3月期の連結業績見込みについては従来予想を据え置き、売上高が8.1%増の5250億円、営業利益が36.1%増の240億円としている。