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【コンビニ売上高】 15年の年間売上高は初の10兆円超え

 日本フランチャイズチェーン協会のまとめによれば、主要コンビニエンスストア10社の2015年の年間売上高は、前年比4.7%増の10兆1927億円となり初めて10兆円を超えた。大手の積極的な出店により、店舗数が1510店舗の大幅な増加となったことが大きい。15年12月末の店舗数は5万3544店だった。

 

 また、既存店ベースでの年間売上高は9兆2974億円で、前年比0.9%増となった。既存店売上高のプラスは4年ぶり。いれたてコーヒーを含むカウンター商材や弁当・総菜などの中食、デザート類などが好調に推移、客単価が0.7%増の601.2円となったことが大きい。

 

 また、同協会が発表した主要コンビニエンスストア(12月からは9社)の12月の売上高は、既存店ベースで前年同月比1.4%増だった。前年比プラスとなるのは9ヵ月連続。商品部門別では、たばこなどの非食品が2.5%減となったが、弁当・総菜などの日配食品(2.5%増)と飲料・菓子などの加工食品(2.9%増)が伸びて補った。