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【消費支出】 10月は実質2.4%の減少、食料支出はプラス

 総務省が発表した10月の家計調査によると、2人以上の世帯の1世帯当たりの消費支出は28万2401円で、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同月比2.4%の減少だった。9月の0.4%減に続いて2ヵ月連続のマイナスとなった。

 

 主な項目別に見ると、食料はコメの高値が続いていることや外食が増えたことなどから0.8%増と4ヵ月連続で増加した。家具・家事用品も冷蔵庫や洗濯機など家電品の支出が増えて7.9%増と4ヵ月連続の増加となった。

 

 一方、被服及び履物は5.9%減、交通・通信も7.5%減、書籍やパソコンを含む教養娯楽も2.5%減となった。

 

 また、勤労者(サラリーマン)世帯の10月の実収入は48万5330円で実質0.9%減と2ヵ月連続のマイナスだった。