住友商事子会社でインターネット上のドラッグストアを運営する爽快ドラッグ（東京都千代田区）は11月12日、ペット関連商品のネット通販大手であるココロ（岡山市）を買収すると発表した。ココロの親会社で、ペット関連商品卸最大手のエコートレーディング（兵庫県西宮市）から全株式を取得する契約を結んだ。
爽快ドラッグはネット上で「爽快ドラッグ」「爽快ペットケア」「爽快ドリンク専門店」など複数の店舗を展開しているが、ココロを傘下に収めることでペット関連商品のネット通販を強化する。爽快ドラッグとココロの合算でペット関連商品の売上高は50億円強だが、これを早期に100億円に引き上げ国内首位を目指す。
ココロはネット上で「快適ねこ生活」「快適いぬ生活」など複数の店舗を運営している。
住友商事の推計によれば、国内のペット関連商品の市場規模は2014年で約6800億円。今後も市場規模は安定的に推移するものと予測される。